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食品チューブの梱包・検査自動化
Before
化粧箱を組み立て、チューブを詰め、下流の検査工程に送る作業を、3~4人の作業者が手作業で行っていた。
After
装置の起動・停止操作と組立前の箱の供給を、1人のオペレータが行う。
2~3名の省人化。
納入先 | 食品メーカー |
---|---|
ワークの種類 | チューブ/スタンディングパウチ/食品/菓子 化粧箱 |
工程・用途 | 箱詰め/製函/封函/画像検査 |
課題
省力化により作業負担の軽減を行いたい。
箱詰め工程と同時に後工程の検査やラベルの印刷・貼り付け等もまとめて自動化することで、省人化もしたい。
ご提案
・特殊な設計のサーボループコンベヤ(ダブルループ機構)を使い連続的に動くシステムを構築することで、100個/1分の処理能力を実現。
・パッケージに傷をつけないことが求められるため、素材の選定や表面処理等では食品メーカー向け装置のノウハウを活かして選定。
→高速処理とワークを傷つけないハンドリングを両立。
装置の動き
①コンベヤから1本ずつワーク(チューブ)が供給され、ダブルループ機構に入る。
②ダブルループ機構で必要な本数ずつ切り分ける
③化粧箱を組立てて底を作り、箱詰め機構に供給する。
④箱に1セットずつワークを箱詰めする。
⑤蓋を折り込んで閉める。
⑥蓋がきちんと折られているかを画像検査でチェックし、NG品は排出する。
⑦⑥の検査でOKだった化粧箱に、テープを貼って封函。
⑧箱に印字を行い、印字部分を画像検査でチェック。
※ NG品が出た場合は、装置が停止する。
⑨⑧の検査でOKだった箱を、次工程へと払い出す。